キャバ嬢の時給は変動する!キャバクラの時給のシステム

キャバクラの時給スライドシステムは主に3つ

キャバクラの求人を見てみると、よく「時給4,000円以上!」なんて書いてあることがありますよね。

この“以上”という部分が気になったことはありませんか?
一般的なアルバイトでもこういう表記になってますけど、その場合は主に研修期間を終えて、半年後に50円アップするとか、深夜の時間帯や週末や繁忙期は100円アップするとかその程度です。

キャバクラの場合、ちょっと違います。
この時給額は青天井と考えてもいいでしょう。

つまり、成績などによって経験などもほぼ関係なく、どんどん上げていくことができるということ。
この、時給が変動する給与体系のことを「スライドシステム」なんて呼んだりしています。

・指名本数スライド
・ポイントスライド
・売上スライド

スライドシステムで採用されるのは、主に上の3つですね。
お店によって採用しているシステムは違いますが、結論から言ってしまうと、どのシステムでもガンガン稼ぐことができます。
優秀だったり魅力的だったり、あとは努力をしている女の子であれば、指名本数もポイントも売上も伸ばせるわけですから、しっかりと稼ぐことができるわけです。

ということで、それぞれのキャバクラの給与システムについて、もう少し掘り下げてみましょう。

指名数で変動「指名本数スライド」

キャバクラは、お客様が接客してもらいたい女の子をお客様自身で選ぶことができます。
いわゆる「指名」ですね。
入場時に指名する“本指名”と、入場して少し物色してから指名する“場内指名”の2つが主にあるんですけど、これら指名の本数によって受け取れる時給額が変動するのが「指名本数スライド」です。

例えば、本指名が3本以内だったら時給3,000円で、4本以上10本未満だったら3,500円と、こんな感じで指名本数が増えれば増えるほど時給が上がっていきます。
場内指名よりも本指名の方が大きく時給に影響するお店もあれば、どちらの指名も同じ扱いで、単純に本数のみで時給を決定しているお店もあります。

同伴などのポイントで変動「ポイントスライド」

指名の本数だけではなく、同伴出勤など売上に貢献するあらゆるコトをポイント化し、それがどれだけ積み上がったかによって時給額を決定していくシステムが「ポイントスライド」と呼ばれるものです。

“売上に貢献するあらゆるコト”というのは、以下のようなものですね。

・本指名
・場内指名
・同伴出勤
・ドリンクオーダー
・ボトルオーダー
・延長

例えば本指名は2ポイントで同伴出勤は3ポイントなどというようにそれぞれ点数が決められていて、週や月ごとにそれを集計し、時給の金額を決定するというシステムになっています。
本指名と場内指名と同伴出勤にしかポイントをつけていないところもありますし、もっといろいろなものにポイントをつけているお店もありますよ。

指名本数スライドと比べて計算が細かくなるので、お店側にごまかされないよう、女の子側でしっかりと確認したり記録をつけておく作業も必要になるでしょう。
もちろん、信頼できるお店を選択すれば、そんな必要もありませんけどね。

売上の多さで変動「売上スライド」

自分のことを指名してくれたお客様がどのくらいのお金を使ってくれたのか、その金額(売上)によって時給金額が上下するシステムが「売上スライド」です。

月に10万円未満なら時給2,500円、10万円以上20万円未満なら時給3,500円と、こんな感じで売上が上がれば上がるほど時給額も上がっていくシステムになっています。
数万円ごとなど、もっと細かく設定しているお店も少なくありませんし、週ごとに集計するお店ももちろんあります。
これもお店ごとに基準が違ってきますから、しっかりと確認しつつ、自分でも売上や時給額の計算ができるようにしておきたいですね。

このシステムは単純に売上で時給額が決まってくるので、わかりやすさという点ではメリットが感じられるでしょう。
でも、これも全ては指名をもらわなければいけないので、時給が上がるまでに時間がかかると、特にキャバ嬢初心者は感じてしまうかもしれません。